思い出す

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最近 主人と出逢った頃の事や小さいころの事をよく思い出します

ふと、です。何の前触れもなくふと 頭に浮かぶのです

主人と出逢った頃と言っても主人自身だけではなく周りの人たちや

2人一緒に行った場所やその頃に話した内容

主人の着ていた服装、友達の来ていた洋服の色などを

何の意味もなく意図もなく、パッパッっとそのシーンが

1枚の写真のように出てくる

最初に会った時の私の印象はどんなだったのか

主人に聞いたところ全く覚えていないとの事でした

私はこんなに覚えているのに なんか がっかりです

私達夫婦のお互いの思いは、年々開いていくようです

今は私だけの一方的な愛情のようです

(仕事がうまくいかない事で余裕がないからだと

思いたいです)

さて小さいころの事ですが

父の姿、顔は出てこないのですが様子や喋り口調が

やはりパッパッとシーンとなって出てきます

中でも私が3才の頃、故意に書いた落書き、それを注意する父の様子

その時父が言った言葉は、「なんでこんなところに書いたのか

きいてみよう」と言ったのです

その時、家では何かの事で親戚が 集まっていて

その周りの大人へ発した言葉だったと記憶しています

その後父が私に「なんでこんなところに書いたんね?」と予定通り 聞いてきました

まるで児童心理学者が何かの実験をして、記録をとっているかのように

当時3歳くらいの私は、書きたいのに紙がなかったから

と答えたのを覚えています

そしてそれは本心ではなかったことも覚えています

怒られると思いながら、壁に書いたらどうなるか

とにかく書いてみようみたいな気持ちだったと記憶しています

それ以外は覚えていません。

この事は、何十年も前から ちょくちょく頭をよぎっていました

何故でしょう 忘れるなって事でしょうか?

何故そのシーンだけがずっとよみがえってくるのでしょうか?

この年になるまで、子供の心うちなんて考えたことなかった

のですが、3才くらいでも本心とは別の事を言ったという

事が、引っかかっていたから ちょくちょく

このことが頭をよぎるのか、、、それはわかりません

私の海馬は、今満杯になっており、古い記憶を破棄していかなければ

ならないのかなと思います

それで残された記憶が主人との出会いの頃や、気になっていた

小さい頃の自分の気持ち  なのかな




 

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