自分を知る

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9月に入って朝晩がずいぶん涼しく感じます

8月の暑さが強烈すぎて なんかの間違いだろうとか、台風の後で地面が、山が少し冷やされたのだろうとか

この涼しさを疑っていますがもう9月なんです

日中は暑くても朝晩くらい涼しのだから少しは喜んでいいのではないか 

いやいや騙されないよ、ぶり返した時のショックを受けないためか私の心にブレーキがかかっている気がしました

そう考えていると、この心のブレーキをかけるのは 日々の暮らしの中でもおきているなと感じました

私にとって、とても耐えがたい出来事がおきて、悲しさや悔しさがこみあげてきたときに、爆発させることも出来ず

自分の感情を胸の中に閉じ込めるだけではなく それを記憶の部屋に置いて鍵をかける

知らず知らずの間にそんなややこしいやり方で、つらい出来事を乗り越えたつもりでいたんだろうと思う

何故、爆発させることができなかったのかは、感情を出さないことが大人の人だというような

変なプライドと我慢が美徳みたいな考えの国民性なのか?よくわからない 

もし感情を爆発させていたら その瞬間は周りからひかれるだろうがスッキリしたのだろうか?

いや違う逆につらかった経験があったきがします

それで抑え込む方がいいと考え自分なりに感情を抑える訓練を重ねてきて今の状態になったような気がします

怒りや悲しみの感情にブレーキをかけてきた事で喜びの感情にも素直に喜べない気がします

67歳、この人生のどの辺からこんなややこしい考え方になったのだろうか

考えてみれば、物心ついた3歳ぐらいから始まっていたような気がします

ただ小さい頃は、泣いたり悔しがったりすると 周りの大人から、怒られるからその場だけは静かになる

やや大きくなると 個人的な怒りや悲しみの感情は出さない方が、まわりとうまくいくと感じていた気がします

なぜかはわからなかったが、その方が自分にとって得策のように思えていました

いやがらせでさえ、抑え込むようになっていた気がします

そのうちその抑え込むことに慣れて本当の自分の気持ちがわかっていなかったと思います

その事は後に、被害妄想という感情として私に訴えかけてきたのです

長い年月のあいだゆっくりと、じわじわと被害妄想は確実に私の中に入り込んでいました

人生にはいくつも分かれ道が訪れます、そのたびに無意識だけど道を選んでいます

私にもありました、これからもあるでしょう

過去を振り返ってみると

恋愛 ⇒ 結婚 ⇒ 妻 ⇒ 姑 ⇒ 家計 ⇒ 子育て ⇒ 夫婦 ⇒ 定年 ⇒ 高齢者

大きく分けて9回のステージ移動がありました

この間同じステージを行ったり来たりすることもある

問題が出てもうわべだけ乗り越えてきたのだと思います

正直 乗り越えた感情はなくなんとなく通り過ぎた感じです

時々怒りの感情が爆発したときのことを思い出すことがあり嫌な感情がよみがえります

すっきり終わってなかったのでしょう、自分のことも相手のことも

許すことができていなかったのでしょう、感情を抑えるというのは得策ではなかった事を

しみじみと思います

やっとごく最近そう思うようになりました

高齢者になって寝たきりだった義母が夢にでてきて私に素晴らしい体験をさせてくれました

この不思議な出来事は、過去のブログで書いたと思いますが、(2022の10月 母(しゅとめ)と題して

それから考え方がだんだん変わってきたように感じています

その後 昨年主人が体調を崩して入院したことを得て、生きる事について真剣に考えるようになりました

わかったことの一つに、自分には苦手な感情があることに気が付きました

小さいころから感じていたことだけど、よくわからない怒りにつながる感情のひとつです

それは正論を言う人の気持ちです、

何故か正論を言う人と会話していると悲しくなり胸が苦しくなるのです

そしてついに怒りを感じるようになるのです

私が思う 正論を言う人は優等生、過去優等生であった人みたいです 

心理カウンセラーの話によると、それは『インナーチャイルド』というものが関係しているようです

インナーチャイルドがどんな事なのかはこれから学んでいきたいと思いますが

今、私の中でひとつ思い当たることは、嫌いと感じている正論を言う人

いわゆる優等生は、実は私自身なのかもしれない

そしてそれは、偽物の優等生のことです

本当に優等生でもないのに正論を言って人を諭そうとしている人です

私がまさにそうなのかもしれないと思いました、感情は写し鏡だと言われることを思い出しました

嫌だ、素直にきけないと思うのは自分の嫌な部分を見てしまうから、

写し出されていることを見てしまうからなのかもしれない、

残りの人生を向き合って どのように変わっていけるのか

体験してゆきたいと思います

 

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