夫婦の会話がもたらすもの

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私は63才、主人は64才。

結婚して39年、交際期間をいれたらもう44年も

付き合っています。

ところが日々会話がなくなっていき、今では

1日同じ部屋にいても、『ああ 』とか『うん』とか

ひと言で終わる。何か質問してもボソボソと何か言っている。耳が遠くなっている私にはよく聞こえません

『聞こえなかったからもう一度言って 』
を繰り返し、やはり聞き取れず

聞こえたふりをしたが、何を言ったのかわからないので返事をせずにいたり

主人にしたら何回も言わせといて、無言かよ
って実際 嫌な空気になる事が何度もあります

もともと主人は口数がすくなく、私を誉める事や
優しい言葉を発することなどありませんでしたが

何十年も一緒にいるとそれが当たり前になり、
いつしか私までもしゃべらなくなったのです

私達は、思いを口に出さない夫婦になってしまっただけでなく、食い違いを確認する事すら しなくなりました。

主人の本意はわかりませんが、今の私は、ひたすら嫌な空気を避けたい、しゃべらない事が一番と思っています。

このままいつかどちらかがボケて相手の事がわからなくなったり、病気で話したくても、話せない状況になったりするのかもしれないけど

主人が言われたくないだろう言葉は、言わない様にしています。それは優しさからではなく、自分が
主人に嫌な顔されたくないだけです。

それはお酒のピッチが早いとか、量が多いとか
昔は言っていたが、今は言いません。

健康を害する事であっても、言いません。

この気持ちってなんでしょうか、鬼嫁なんでしょうか?
ただひたすら嫌な顔されたり、嫌な空気が2人の間を
いっきに包み込むような空気に耐えられないだけなんです。

主人いわく、医者から止めないと死ぬよと言われたらやめると言うけど私は、言われても止めないと思っています。

やめる時は自分がお酒を受けつけなくなった時だけ
でしょう

話さない事がぎこちない空気を産み出すのでしょうが、だんだん話さないのが普通になり、海和の、仕方を忘れていきます。

私は職場でも仕事以外の話は、ほとんどしません
。話す内容もありませんし、思いつきません

若い時は、誰とでも話せていたのに、今は話すのがこわいくらいです。

家で話すことがなくなって会話をするという事を忘れてしまったようです

いつか思い出す時はくるのだろうか

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