孫の卒園で思う事

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2011年3月 東日本大震災がありました

そのとき多くの命が失われましたが、その年に誕生した多くの命もありました

その年に生まれた孫が幼稚園を卒園します

3月は、卒園・卒業の季節ですね

学校のほかに、何かのグループから、組織から、退く時に

「卒業します」と言いますよね

会えなくなるさみしい気持ちと 頂いたたくさんの思い出、感謝など

複雑な気持ちが入り混じる季節だと私は思うのです

卒業式というものからずっと遠のいていましたが

2年前初めての孫の卒園式に参加させてもらった時に

何十年ぶりかに、蛍の光や仰げば尊し、を聞きましたが

やはり感動しました。

本当に歌ってすごいなあと思います

この歌だけで、「卒業」という感情がこみ上げてくるのですから

つい最近まで片言をしゃべっていたと思っていたら

もう普通に話している様子をみて、当たり前で、成長のひとつで

うれしいことなのに、もう見ることが出来なくなった

片言時代を懐かしく思うのです

2才上のお兄ちゃんが年長組の時に入園して

お兄ちゃんの後をくっついていた頃

そのお兄ちゃんが卒園してしまって一人で乗る

スクールバス、園生活、なんか寂しそうで、

おばあちゃんとしては、かわいそうに思えていました

数か月が過ぎ、久しぶりに園での姿を見たときは

たくさんの同級生のお友達と、ワイワイで笑顔の様子

を見ました。その早い柔軟性に驚かされました

人間は、この時期が一番急成長するのではないかと

私は思いました

新しいことに遭遇してチャレンジしようとする気持ち

年をとるたびにその気持ちが小さくなり、段々挑戦しなくなります

だから、見ているだけで、私は刺激を受けるのです

自分の子供を育てているときには、感じることのなかった

気持ちです。本当にありがたい、感謝です。

この子たちは親や、幼稚園の先生方に見守られながら

生まれてから最初に経験する第1の集団学習時期を

まもなく卒園します。

そして春には、第2の集団学習期がスタートするのです

60を過ぎて思うことですが、幼稚園、小学校、この時に

学んだ勉強、スポーツ、人間関係、上下関係は

この先の長い人生の基礎になっているということです

その基礎をがっちり受け止めるハートをこれから

長い時間かけて作っていく事になるでしょう

人生の第一段階、卒園おめでとう!

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