我が家のTVチャンネル権は、断然主人が1番です。
私は、お笑いトーク番組が好きですが、主人がいる時は、100%見ることはできません。
何故なら、過去に言われたのです。
お笑いトークショウを見ながら、大笑いしていたところ、
お前は、こんな番組みて、本気でそんな馬鹿笑いしよるんか!」
「趣味を疑う」 「俺の前では、こんな番組を見るな」 と
文章にすると大したことないんですが、
その時は、実に恐ろしくて、
口調が本当にきつくて、信じられない、なんか別人みたいに感じました
そのすぐ後に、私は主人に怒りを覚えました。
それ以来、一切みていませんでした。
10年以上前の出来事です。
そのあと単身赴任で5年間一緒に暮らしてないのに、その間もなぜか、見ていないのです。
大っ嫌いになりました、主人の事。その言葉が頭から消えないのです
それでも離れていたからでしょうか、自然とその気持ちは薄れていきましが
忘れているつもりでも、見ないと言うのは、どこか引っかかっていたのでしょう
こんな些細な事で、夫婦の仲はギクシャクしていくものですね
信頼を失うのは一瞬だが、築くのは時間がかかる といいますが、まさに
その通りです。たった1回の暴言が、よい思い出の全てを消してしまいました。
暴力を振るう夫よりいいでしょう と言う人がいますが、暴言は、歴とした口暴力です。
私達の夫婦喧嘩の原因は、いつもこれです。
主人に悪態をつかせる妻だったのでしょうか?
それもあるかもしれません。
私の事を、ほんとに嫌いなんだなと痛感して悲しくなりました
そして私は、人として自信をなくしました。
2年くらい前に、子供が「お母さん、久しぶりに~の番組があるよー」
私は「お父さんがいるから見ないよ」と言うと
主人が「えっ?、なんで?見ればいいたい」と言うではないか!
以前あなたが 見るな!と言ったじゃないと言うと
そんな事言った? ほんと? 全然覚えてないと言う。
はぁ?・・・何それ・・・じゃなぜあんな事言ったの?ときいたら
いやぁ、そんな事言ったおぼえないもんねぇ、悪かったねぇ、と言うではないか
忘れただけで、その時は本気で言ったと思います。
主人は、自分でも忘れたいほど、嫌な自分だったのかもしれない、
人は、忘れたい事、認めたくない事、などが強烈な時、なかったことにしてしまう事が
あるそうです。それと一緒なのかな、と思いました
年を重ねていく中で、ポツポツと、よくない事は忘れていくのかもしれません
でも、よい思い出は忘れないでいたい・