熟年夫婦

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熟年夫婦とは、いったい、いくつくらいからの夫婦の事を言うのでしょう

50代後半から?60代から?

それとも年齢ではなく、夫婦になってからの長さ?

いずれにせよ、年齢だけで言うと、わが夫婦は、熟年夫婦でしょう

意識をするようになったのは、主人が定年退職をした時からです。

今までとは違い、主人が、なんかガタっときたって感じが、

目に見えてわかりました。

きっと私も、同じように映っていたとおもいます。

でも、女は、切り替えが早いのが、とりえ です。

わりと早く、前向きに、気持ちをどうすれば、

よい方向に行くかを、模索し始めました。

ところが、主人はなかなかそう簡単には、いかないようです。

夫婦の年齢差は、1才8か月。たいして変わらない年齢です。

体力的には、主人のほうが、あると思います。

気力の違いなんでしょうか?

生きがいがないのでしょうか?

いや、そういうわけではないようです

では、なにが足りないのでしょう

楽しく生きるという気力がないように思えます

今思い返してみると、若い時から、好きな事は、

じっと部屋でゴロゴロして寝る事だったようでした。

子供が小さい頃は、主人が動いてくれないので、イライラしたものです

しかしながら、あの頃は、仕事が忙しく、休みくらいは、寝ていたいのだろうと

自分に言い聞かせ、自然とあきらめていきました。

たいていの事は、私が、1人でやってきたような気がしています

忘れてしまっているだけかもしれませんが、、、

主人は、仕事から帰宅しても、ほとんどしゃべらず、夕飯を食べ、

テレビを(ニュース)みて寝る。この繰り返しだった気がします。

ひとたび、しゃべると、次々に質問されたり、話が終わらなくなるからでしょうか?

私も、子供たちも、次第に、主人に慣らされていって、なんとなく

主人とは、話さなくなっていきました。

子供たちに問題が起きた時も、私が9割、主人が1割で受け持った感じです。

主人は、(妻が困ったときに、自分が出ていく、それまでは口は出さない)と

言ったことがあります。だからずーっとそのつもりなんでしょう

私は、SOSを、何度も、だしたはずなんですが、、

上手く伝わっていなかったのですね。

楽しい話は、疲れていても話せましたが、問題を抱えた時は、言えませんでした。

疲れていると不機嫌な様子になるので、子供の事でも、家計のやりくりの事でも、

言えなくなり、自分で対処してきました。

それが、大きな間違えだった事に気が付いたのは、つい1年前です

何でも、自分ひとりで対応して、主人と子育ての思い出を、共有していなかった事、

子育ては、夫婦だけが持てる特権、

夫婦だけに与えられたお役目、

夫婦共通の体感できるもの

だった、はず、が ないという事なのです。

これまで歩んできた夫婦の道のりは、一つではなかったのです

平行線で、別々の道のりだったようです

それでも60代の夫婦で、結婚して35年、だから熟年夫婦と言うのでしょうか?

熟年とは、私の中では、熟した年齢ととらえています。

熟年夫婦になるには、まだまだ時間を要します

これから、身体がもっと思うように動かなくなりますが、意思疎通は、スムーズにいくように

心の鍛練が、大切になってくるのでしょう。

年をとってからの訓練や、試練は、いやですね。頑張れない。

それでも、楽しみながら、やっていける、何かをみつけます、きっと

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